シソ科 Labiatae キランソウ（金瘡小草） Ajuga decumbens Thunb.

日当たりのよい山野の路傍や林縁に生育する多年草。茎は円く，四方に出て地表をはい，長さ5 - 15 cmになる。節より根を出すことはない。全体に縮れた毛がある。根生葉はロゼット状で長さ 4 - 6 cm，幅 1 - 2 cm，倒披針形で鈍頭，縁に鈍い波状歯があり，基部は細まって，表面は濃緑色で，裏面は紫色を帯び全体に粗い毛がある。茎葉は対生し，上部の葉は長さ1.5 - 3 cm。葉腋に濃紫色の唇状花を数個つける。萼は５裂して毛があり，花冠は背面で約1 cm，上唇は短くて２裂，下唇は３裂して開出，中央裂片は大きく，さらに２浅裂する。雄ずいは４個あり，そのうち２個は長い。果実は４個の分果となり，分果は卵球形で，隆起する網目があり，長さ1.7 - 2 mm。 花期：3 - 5 月　別名：ジゴクノカマノフタ 分布：本州・四国・九州；朝鮮半島・中国 Ajuga キランソウ属： オウギカズラ　 カイジンドウ　 キランソウ　 シロバナニシキゴロモ　 セイヨウジュウニヒトエ　 ニシキゴロモ　 モモイロキランソウ

4-29-16 三段峡　標高 550 m，広島県安芸太田町	4-29-16 三段峡　標高 550 m，広島県安芸太田町
5-13-12 小鹿山　標高 560 m，大分県別府市	5-13-12 小鹿山　標高 560 m，大分県別府市
5-24-09 15:51　国見岳　標高 1060 m，熊本県八代市	5-24-09 15:51　国見岳　標高 1060 m，熊本県八代市
4-23-05　京丈山　標高950 m，熊本県八代市	4-23-05　京丈山　標高950 m，熊本県八代市

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