ナガサキマンネングサ(長崎万年草) |
海岸付近の岩上に生育する多年草。高さ15 - 25 cm。茎はの基部は長く地表をはい,上方で斜上するが,岩上から垂れ下がることもある。葉は互生し,倒披針形,鈍頭で基部は明らかな柄状とならず,長さ 1 - 2.5 cm,幅 3 - 7 mm。花は茎頂に集散状になって多数つく。花柄は長さ1 - 2 cmと短い。花は5数性。萼片は長さ3 - 4 mm,基部でわずかに合生し,広線形 - 長円形,円頭 - 鈍頭で花時斜上する。花弁は濃黄色,長さ 6 - 7 mm,基部で 0.5 - 1 mm ほど合生し,披針形で,尾状の鋭頭,花時に平開する。雄ずいは花弁よりも短く,裂開直前の葯は橙赤色。雌ずいは 5 - 7 mm。子房は長さ 3.5 - 4.5 mmで,基部から 1.5 - 2 mm合生する。花柱は長さ 1 - 1.5 mm。果時には各心皮の腹側が膨らみ,星状に斜開する。 花期:6 - 7月 分布:九州(西部・南部) Sedum マンネングサ属: ウンゼンマンネングサ タイトゴメ タカネマンネングサ ナガサキマンネングサ ヒメレンゲ マルバマンネングサ |
![]() 6-29-25 岩戸山,長崎県南島原市 |
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