ベンケイソウ科 Crassulaceae

マルバマンネングサ(丸葉万年草)
Sedum makinoi Maxim.

山地の岩上に生育する常緑多年草。小型のロゼットで越冬する。花茎は基部がはって分枝し,先は斜上して高さ 8 - 20 cm。葉は対生し,倒卵形 - さじ形,長さ 7 - 10 mm,幅 3 - 6 mm,円頭で,質厚く,光沢があり,基部は狭まり柄状になる。花をつけない枝のものもほぼ同形。花は茎頂の集散花序につき,無柄,苞は葉状,葉よりやや小さい。萼片は長さ 2 - 3 mm,幅 0.7 - 0.8 mmの線状さじ形先は鈍形,基部は短く合着し,浅い筒状になる。蕾のときには萼片の先だけが緑色で蕾から離れ,蕾の周りに玉がついたように見える。花弁は5個,黄色,狭披針形,鋭頭,長さ4 - 5 mm,平開する。雄ずいは10個,花弁よりやや短い。裂開前の葯は赤色,裂開後は黒色。柱頭は5個,長さ約5 mm。果実は袋果。
花期:6 - 7月
分布:本州・四国・九州;中国
Sedum マンネングサ属: ウンゼンマンネングサ  ヒメレンゲ  タカネマンネングサ  マルバマンネングサ 


7-2-23 長門峡,山口県

7-2-23 長門峡,山口県

7-2-23 長門峡,山口県

7-2-23 長門峡,山口県

7-2-23 長門峡,山口県

7-2-23 長門峡,山口県

7-2-23 長門峡,山口県

7-2-23 長門峡,山口県

7-2-23 長門峡,山口県

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