バラ科 Rosaceae

エゾノマルバシモツケ(蝦夷円葉下野)
Spiraea betulifolia Pall. var. aemiliana (C.K.Schneid.) Koidz.

高山の荒原,岩礫地に生育する小低木。全体に小形で,高さ10 - 30 cm。分枝が多く,若枝や花序,袋果に短軟毛がある。葉は茎の周りに密に互生する。葉は長さ 7 - 20 mm,幅 8 - 18 mmと幅広く,厚く,しわが多く,基部は円形。花は複散房花序で頂生し,小さく,白色で径 4 - 5 mm。花弁は5個,円形,円頭。雄ずいは多数あり,花弁より長い。雌ずいは5個。果実は袋果。 花期:7 - 8 月  別名:エゾマルバシモツケ 分布:北海道
Spiraea シモツケ属: イブキシモツケ  エゾノマルバシモツケ  シモツケ  ホザキシモツケ  マルバシモツケ 
比較:Filipendula シモツケソウ属: オニシモツケ  シモツケソウ 


8-4-07 大雪山黒岳 黒岳石室横 標高 1890 m,北海道上川町

8-4-07 大雪山黒岳 黒岳石室横 標高 1890 m,北海道上川町

7-19-15 雌阿寒岳 標高 1000 m,北海道釧路市

7-19-15 雌阿寒岳 標高 1000 m,北海道釧路市

7-20-08 利尻山 標高 1000 m,北海道利尻富士町

7-20-08 利尻山 標高 1000 m,北海道利尻富士町

被子植物  生物