コケモモ(苔桃) |
高山のハイマツ帯の縁などに生育する常緑矮性低木。高山の風衝地ではガンコウランやミネズオウとともに矮性低木林を形成する。茎は斜上して5〜15cmの高さになる。葉はクチクラ層の発達し革質でつやがあり,広卵形〜楕円形,互生する。前年の枝先に,長さ1cm弱で,花冠の先端が4裂した,釣鐘形の花を下向きに数個咲かせる。花の色は白いものから赤みの強いものまで変化が大きい。秋に直径5 - 8 mmの赤い液果をつける。完熟した実は甘酸っぱく,翌春まで残る。 花期:6 - 7 月 別名:ヒロハコケモモ ((Kitagawa 1979),オオバコケモモ 分布:北海道・本州・四国・九州;周北極地域 Vaccinium スノキ属: イワツツジ オオバスノキ カンサイスノキ コケモモ シャシャンボ ナツハゼ ツツジ科 Ericaceae の落葉低木: アカモノ イワナシ イワヒゲ コケモモ コメバツガザクラ チシマツガザクラ ミネズオウ アオノツガザクラ エゾノツガザクラ ツガザクラ |
8-5-07 6:34 大雪山北海岳 標高 1920 m 北海道上川町 |
8-5-07 6:34 大雪山北海岳 標高 1920 m 北海道上川町 |
7-20-09 7:32 トムラウシ山 前トム平 標高 1760 m 北海道上川郡新得町屈足 |
7-20-09 7:32 トムラウシ山 前トム平 標高 1760 m 北海道上川郡新得町屈足 |