キンポウゲ科 Ranunculaceae

センニンソウ (仙人草)
Clematis terniflora DC.

畑と森林の境目や水路の周辺などの日当たりのよい場所に生育する半木本性の常緑ツル植物。他の植物に覆いかぶさるようにつるを伸ばす。葉は奇数羽状複葉で小葉は3 - 7枚。小葉の葉身は卵形,葉縁は全縁。葉柄や中軸などで他のものに巻き付く。葉腋から,直径2 - 3cmの白色の花を多数つける。花は上向きに咲く。花弁はなく,花弁状の4枚の萼片が十字型に開く。果実は総果で倒卵形,長さ7◯10mm。花柱が白色の長い羽毛状になる。 茎や葉にかぶれを起こす有毒物質を含み,漢方では威霊仙と呼び,利尿,鎮痛などに用いる。
花期:8 - 9月
    分布:北海道・本州・四国・九州
Clematis センニンソウ属: エゾミヤマハンショウヅル  オオクサボタン  カザグルマ  クサボタン  ケハンショウヅル  コボタンヅル  コミヤマハンショウヅル  シロバナハンショウヅル  センニンソウ  タカネハンショウヅル  ツクシクサボタン  トリガタハンショウヅル  ハンショウヅル  ビロードボタンヅル  ボタンヅル 


8-31-08 12:47 蕎麦ヶ岳山麓 標高 250 m
山口県山口市仁保中郷
  

8-31-08 12:47 蕎麦ヶ岳山麓 標高 250 m
山口県山口市仁保中郷
  

被子植物  生物