ウバタケギボウシ (姥岳擬宝珠) |
山地の尾根筋の岩場に生育する多年草。高さ13 - 40 cm。根茎はやや長くはう。葉は長さ3 - 13 cm,幅1 - 8 cmの卵形で,縁は波打ち,光沢がある。基部は心形で。主脈の左右に3本の平行脈がある。葉の裏面の脈上はなめらか。葉柄は細く,葉身より長く,紫褐色の線状の斑点が目立つ。花茎は斜めに立ち上がり,紫褐色の斑点がある。花茎の先に紫色の花を数個,総状花序につける。苞はボート状披針形,長さ 13 - 30 mm,開花時も緑色で開出しない。花冠は淡紫色で,長さ40 - 50 mmの花被片が6枚ある。花被片の内側に濃紫色の脈があり,地色との濃淡差が明瞭。 花期:7月 分布:九州(祖母山系) Hosta ギボウシ属: ウバタケギボウシ オオバギボウシ カンザシギボウシ コバギボウシ サイコクイワギボウシ ヒュウガギボウシ |
7-3-04 祖母山系,宮崎県 |
7-3-04 祖母山系,宮崎県 |
7-3-04 祖母山系,宮崎県 |
7-3-04 祖母山系,宮崎県 |
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