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カンザシギボウシ（簪擬宝珠） |
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山地の湿った岩場や林縁斜面に生育する多年草。花茎は斜上し，高さ40 - 60 cm。葉は広卵形で基部は心形または切形，長さ10 - 16 cm。花は茎頂に頭状に集まってつき，鐘形で淡紫色，長さ4 - 5cm。花茎が伸びても下部の苞が上部の苞を抱えるように重なり合って頭状になる。苞は舟形で，広く，鈍頭，やや厚く，長さ 2 cm。花披は長さ4 - 5 cm，広筒部は肩が張り，透明線は全体におよび，内側の脈は紫色が濃い。葯は紫色を帯びない。雄ずいは６，長さ花冠と同長，離生，花糸は先が上に曲がり，無毛。雌ずいは花冠より長く，花柱は糸状，先は上に曲がる。柱頭は頭状。果実はさく果，無毛，長さ 2.5 - 2.7 cm，胞背裂開する。種子は扁平，長楕円形，長さ 9 mm，黒色の翼がある。 花期：６ - 7月 別名：イヤギボウシ 分布：本州（中国地方）・四国・九州；朝鮮半島南部 Hosta ギボウシ属： ウバタケギボウシ オオバギボウシ カンザシギボウシ コバギボウシ サイコクイワギボウシ ヒュウガギボウシ |
 6-26-22 大分県 |
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