クサスギカズラ科 Asparagaceae

コバギボウシ(小葉擬宝殊)
Hosta sieboldii (Paxton) J.W.Ingram var. sieboldii f. spathulata (Miq.) W.G.Schmid

山野の日当たりの良い湿地や,林内の湿地に生育する多年草。高さ50 cmほどになる。葉は長さ10 - 20 cm,幅4 - 8 cmの狭卵形 - 卵状楕円形で基部は急に葉柄に沿って流れる。葉の表面は光沢がなく,葉脈はへこむ。葉身は披針形から長楕円形,長さ10 - 20 cm,幅5 - 8 cm。脈は明瞭で,表面には光沢がない。葉の形には変異が大きい。葉柄が明瞭である。花茎は直立し,淡紫色の花をまばらにやや下向きにつける。長さ4 - 5 cm。内側の脈は濃紫色で鮮やかであり,雄しべは6本。雌しべの柱頭はより長くて超出する。ギボウシの仲間では花の色が一番濃い。秋に稔り,翼を持つ種子を作る。茎の上部に長く残り,風で散布される。
別名:フジギボウシ, イブキギボウシ, アオバオモトギボウシ, ハカマギボウシ
花期:7月 - 8月 分布:北海道・本州・四国・九州

Hosta ギボウシ属: ウバタケギボウシ  オオバギボウシ  カンザシギボウシ  コバギボウシ  サイコクイワギボウシ  ヒュウガギボウシ 

7-18-21 佐賀県

7-18-21 佐賀県

8-8-04 15:15 阿蘇根子岳東山麓伐採地 標高 910 m
熊本県

8-8-04 15:15 阿蘇根子岳東山麓伐採地 標高 910 m
熊本県

7-16-07 13:29 八幡湿原 標高 800 m
広島県北広島市芸北町

7-16-07 13:29 八幡湿原 標高 800 m
広島県北広島市芸北町

被子植物  生物