クサスギカズラ科 Asparagaceae

ナルコユリ(鳴子百合)
Polygonatum falcatum A.Gray

山地の林下に生育する多年草。茎は太く,節間が短く,稜がなく,円柱形で,高さ50 - 100 cm,上部は弓状に曲がる。葉は互生し,披針形,長さ 8 - 15 cm,幅 1 - 2.5 cm,基部はやや楔形で短枝または無柄,表面無毛,裏面小脈にそって小突起がある。葉腋から細い花柄がでて,分枝し,3 - 5個の緑白色の筒状の花を下垂する。花筒は長さ17 - 23 mm,基部は1 mmほどの短柄となる。先端部は浅く6裂して緑色が濃い。雄ずいは6個,花糸は中部まで花被の筒部に合生し無毛。花柱は無毛,先は頭状。液果は径 7 - 10 mmの球形で,黒紫色に熟す。種子は長さ約 3 mm。
花期:5 - 6月
分布:北海道・本州・四国・九州;朝鮮半島
Polygonatum アマドコロ属: アマドコロ  ウスギワニグチソウ  オオナルコユリ  ナルコユリ  ヒメイズイ  ミドリヨウラク  ミヤマナルコユリ 


5-13-12 小鹿山,大分県別府市

5-13-12 小鹿山,大分県別府市

5-13-12 小鹿山,大分県別府市

5-13-12 小鹿山,大分県別府市

5-13-12 小鹿山,大分県別府市

5-13-12 小鹿山,大分県別府市

7-3-11 広高山,広島県廿日市市

7-3-11 広高山,広島県廿日市市

5-27-07 戸ノ上山,福岡県北九州市

5-27-07 戸ノ上山,福岡県北九州市

被子植物  生物