チャセンシダ科 Aspleniaceae

シマタオオニワタリ(島大谷渡り)
Asplenium nidus L.

山地林下の岩上や樹幹に着生する常緑性の多年草。根茎は短く塊状で,多数の葉を放射状に出す。葉柄はわら色かやや暗色,長さ 2 - 5 cm,基部に鱗片が多数つく。鱗片は披針形から線形,褐色から暗褐色,膜質で格子状,長さ 2 cm,幅 3 cm に達し,辺縁に突起がある。葉身は単葉,披針形で,鋭頭から鋭尖頭,葉は両端に向かってしだいに細くなり,中ほどがもっとも幅広く,基部はくさび形,全縁,長さ 1 m 以上に達し,幅 12 - 30 cm,革質,表面は緑色で,裏面は淡色。中肋は向軸側にやや隆起し,背軸側では扁平。胞子嚢群は側脈に沿って伸び,中肋と葉縁の中間でとまる。包膜は幅 0.5 mm,隣り合うものと約 0.5 mm の間隔がある。
分布:屋久島・種子島とそれ以南の南西諸島;東南アジア、ハワイ、インドネシア、フィリピン、台湾
Asplenium チャセンシダ属: アオガネシダ  イチョウシダ  イヌチャセンシダ  クモノスシダ  クルマシダ  コウザキシダ  コタニワタリ  コバノヒノキシダ  シマタオオニワタリ  チャセンシダ  トキワトラノオ  トラノオシダ  ヌリトラノオ  ヒノキシダ 


1-1-17 国頭村,沖縄本島

1-1-17 国頭村,沖縄本島

1-1-17 国頭村,沖縄本島

1-1-17 国頭村,沖縄本島

1-1-16 尾之間歩道 標高 360 m,屋久島

1-1-16 尾之間歩道 標高 420 m,屋久島

1-1-16 尾之間歩道 標高 285 m,屋久島

1-1-16 尾之間歩道 標高 420 m,屋久島

1-1-16 尾之間歩道 標高 285 m,屋久島

1-1-16 尾之間歩道 標高 285 m,屋久島

1-1-16 尾之間歩道 標高 420 m,屋久島

1-1-16 尾之間歩道 標高 420 m,屋久島

4-8-18 大宜味村,沖縄本島

4-8-18 大宜味村,沖縄本島

シダ植物  生物