キク科 Compositae

トウゲブキ(峠蕗)
Ligularia hodgsonii Hook.f.

高山や海岸の日当たりのよい水分の多い草原に生育する多年草。草丈は50-80 cm。ほとんど毛はない。根生葉は腎円形,基部は心形となり,長さ約9 cm,幅約16 cm。長さ約30 cmの長柄がある。葉柄の基部は広がり長い鞘となる。茎葉は2 - 3個つく。茎の上部に直径4-5 cm,黄色の頭花が7-8個散房状に集まって咲く。舌状花は7 - 12個,花冠は長さ約2.7 cm,幅5 - 8 mm。総苞は鐘形で,長さ1.1 - 1.2 cm。頭花柄の基部に苞葉がある。
花期:7 - 8月 別名:エゾタカラコウ,オニタカラコウ
分布:北海道・本州(東北);南千島,サハリン
Ligularia メタカラコウ属: オタカラコウ  トウゲブキ  ハンカイソウ  マルバダケブキ  メタカラコウ 


7-18-10 夕張岳 標高 1475 m,北海道夕張市

7-18-10 夕張岳 標高 1475 m,北海道夕張市

7-18-10 夕張岳 標高 1475 m,北海道夕張市

7-18-10 夕張岳 標高 1475 m,北海道夕張市
被子植物  生物