キク科 Compositae

オタカラコウ(雄宝香)
Ligularia fischeri (Ledeb.) Turcz.

山の沢沿いの水辺に生育する多年草,しばしば群生する。茎は直立し,高さ 1 - 2 m,上方に短い黄褐色の軟毛が密にある。根出葉は大きく,腎心形で長さ 32 cm,幅40 cm,長さ20 - 60 cmの葉柄がある。中間 - 上部の茎葉は葉柄が短く小形の腎形となる。総状花序は長さ27 - 75 cmで,下部から開花する。頭花は黄色で舌状花が5 - 9個,上向きに咲き,花が終わると点頭する。総苞は筒鐘形,長さ10 - 12 mm,花冠は長さ約 25 mm,幅 3 - 4 mm。筒部は長さ5 - 11 mm。筒状小花は多数。冠毛は長さ 6 - 10 mm,帯褐色または帯紫褐色,筒状花冠より短い。タカラコウとは防虫剤や香料にされる竜脳香のことで,根の香りに由来する。
花期:7 - 10月
分布:本州 (福島県以南)・四国・九州
Ligularia メタカラコウ属: オタカラコウ  トウゲブキ  ハンカイソウ  マルバダケブキ  メタカラコウ 


8-25-19 黒岳男池 標高 860 m,大分県由布市

8-25-19 黒岳男池 標高 860 m,大分県由布市

8-26-18 白岩山 標高 1380 m,宮崎県五ヶ瀬町

8-26-18 白岩山 標高 1380 m,宮崎県五ヶ瀬町

8-26-18 白岩山 標高 1380 m,宮崎県五ヶ瀬町

8-26-18 白岩山 標高 1380 m,宮崎県五ヶ瀬町

8-19-18 白岩山 標高 1380 m,宮崎県五ヶ瀬町

8-19-18 白岩山 標高 1380 m,宮崎県五ヶ瀬町

9-23-13 蛤岳 標高 795 m,佐賀県吉野ヶ里町

9-23-13 蛤岳 標高 795 m,佐賀県吉野ヶ里町

9-23-13 蛤岳 標高 795 m,佐賀県吉野ヶ里町

9-23-13 蛤岳 標高 795 m,佐賀県吉野ヶ里町

9-22-12 俵山 標高 1050 m m,熊本県西原村

9-22-12 俵山 標高 1050 m m,熊本県西原村

10-22-06 釈迦ヶ岳 標高 790 m,福岡県東峰村

10-22-06 釈迦ヶ岳 標高 790 m,福岡県東峰村
被子植物  生物