キク科 Compositae

タマブキ(球蕗)
Parasenecio auriculatus (DC.) J.R.Grant var. bulbifer (Koidz.) H.Koyama  

山地の沢沿いなど湿り気のある樹林の林床,林縁に生育する多年草。群生することが多い。茎の高さは0.5-1.5m。葉は長柄があり,丸みのある三角形で,基部は心形,粗い鋸歯がある。葉の裏に密に白いくも毛がある。茎の下部の葉身は幅20-35cm,中部は10-15cmになる。葉腋に径約1 cmのむかごを多数つける。茎の上部にの狭い円錐花序に多数の頭花をつける。頭花は5-6個の黄色の小花からなり,すべて両性の筒状花。小花の花冠は浅く5裂し,花柱の先は2つに分かれ反り返る。総苞は長さ9-10 mmの筒状で,総苞片は5個で白色。そう果は円柱形で冠毛は白色。
花期:8 - 10 月
分布:北海道・本州(関東以北)
Parasenecio コウモリソウ属の花: カニコウモリ  コモチミミコウモリ  タマブキ  ツクシコウモリソウ  ニシノヤマタイミンガサ  ミミコウモリ  モミジガサ  モミジコウモリ  ヨブスマソウ 


10-10-10 14:36 白神岳 標高 535 m
青森県西津軽郡深浦町

10-10-10 14:36 白神岳 標高 535 m
青森県西津軽郡深浦町

10-10-10 14:36 白神岳 標高 535 m
青森県西津軽郡深浦町

 
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