ハマウツボ科 Orobanchaceae

エゾシオガマ(蝦夷塩竈)
Pedicularis yezoensis Maxim.

亜高山帯 - 高山帯の日当たりのよい草地に生育する,半寄生の多年草。草丈は20 - 50 cm。茎は枝分れせず直立することが多い。下部の葉は対生するが,茎の上半部の葉は互生し,長さ2-6 cm,幅5-20 mmの三角状披針形で,羽裂しないが縁に2重の鋸歯がある。上部の葉腋に黄白色の花がねじれて横向きに咲く。下唇は卵形で浅く3裂する。上唇は2唇に裂け嘴状に尖り細長く,下唇とは逆方向にねじれる。
花期:7 - 9月
分布:北海道・本州(中部以北)  日本固有種
Pedicularis シオガマギク属: エゾシオガマ  オニシオガマ  キタヨツバシオガマ  キバナシオガマ  クチバシシオガマ  シオガマギク  セリバシオガマ  ツクシシオガマ  トモエシオガマ  ミヤマシオガマ 


8-2-09 10:53 芦別岳 標高 1400 m
北海道富良野市山部

8-2-09 10:53 芦別岳 標高 1400 m
北海道富良野市山部
被子植物  生物