リンドウ科 Gentianaceae

センブリ(千振)
Swertia japonica (Schult.) Makino

山地の日当たりの粘土質の痩せ地草原,路傍などに生育する越年生の1年草。草丈は15 - 20cm。茎は紫色を帯びる。葉は対生し,小さくて細く,長さ5 - 11mmの線形。花冠は白色で紫色の線が入り,直径12 - 15mm。合弁花で通常は5深裂するが,4深裂も多い。花の中央に白い毛が生える。全体に非常に強い苦味があり,健胃薬として知られる。
花期:9 - 11月    別名:トウヤク(当薬)
分布:北海道(西南部)・本州・四国・九州;朝鮮半島,中国
Swertia センブリ属の花: アケボノソウ  イヌセンブリ  シノノメソウ  センブリ  ヘツカリンドウ  ミヤマアケボノソウ  ムラサキセンブリ 


10-17-10 13:01 龍門岳 標高 530 m
山口県山口市宮野上

10-17-10 13:01 龍門岳 標高 530 m
山口県山口市宮野上

被子植物  生物