リンドウ科 Gentianaceae

アケボノソウ(曙草)
Swertia bimaculata (Siebold et Zucc.) Hook.f. et Thomson ex C.B.Clarke

山野の湿地や湿った樹林下に生育する2年草。2年目には地上茎を出して開花する。茎は四角形で直立して枝を分け,高さ60 - 80 cmになる。葉は対生し,卵形から披針形で,葉先は尖がる。根生葉は長い柄があるが,茎葉にはほとんど柄がない。縦に3本の葉脈が顕著で,全縁。茎頂や葉腋から花柄を出し,直径約2 cmの白色の花をつける。花冠は5深裂し,各裂片の先1/3には十数個の黒い斑点があり,その内側に2個の緑色の蜜腺が横に並ぶ。雄しべの葯がこの蜜腺の横に位置している。
花期:8 - 10月
分布:北海道・本州・四国・九州;中国・ヒマラヤ
Swertia センブリ属の花: アケボノソウ  イヌセンブリ  シノノメソウ  センブリ  ヘツカリンドウ  ミヤマアケボノソウ  ムラサキセンブリ 


10-14-07 14:51 岳滅鬼山登山口 - 大南林道 標高 680 m
福岡県田川郡添田町

10-14-07 14:51 岳滅鬼山登山口 - 大南林道 標高 680 m
福岡県田川郡添田町

9-28-08 13:31 障子ヶ岳登山口 標高 814 m
福岡県田川郡添田町

9-28-08 13:31 障子ヶ岳登山口 標高 814 m
福岡県田川郡添田町

被子植物  生物