リンドウ科 Gentianaceae

ミヤマアケボノソウ(深山曙草)
Swertia perennis L. subsp. cuspidata (Maxim.) H.Hara

高山帯の湿った草地や岩礫地に生育する多年草。草丈15◯30 cm。茎は直立し,4稜がある。楕円形で厚みのある葉がつく。葉は茎の下部では互生し,上部では対生する。花茎に径3-4 cmの帯黒青色の花を散房状につける。花冠は5深裂し,濃い斑点と細い筋がある。裂片は披針形で先が尖り,基部には腺体(密腺)が2個ずつある。裂片の形は変異が多い。
花期:7 - 9月 別名:エゾミヤマアケボノソウ,コマガタケアケボノソウ
分布:北海道(大雪,夕張,日高山系)・本州(早池峰,八ヶ岳,南ア,北ア)
Swertia センブリ属の花: アケボノソウ  センブリ  ヘツカリンドウ  ミヤマアケボノソウ  ムラサキセンブリ 


8-2-09 9:41 芦別岳山頂直下 標高 1720 m
北海道富良野市山部

8-2-09 9:41 芦別岳山頂直下 標高 1720 m
北海道富良野市山部

被子植物  生物