オトギリソウ科 Guttiferae

ミズオトギリ(水弟切)
Hypericum crassifolium (Blume) Nakai

沼地や湿原に生育する多年草。地下に紅色を帯びた細長い根茎があって,分枝して群生する。茎は高さ 50 - 100 cm,茎の基部は赤紫色を帯びることが多い。葉は対生し,無柄で,なかば茎を抱くものもあり,披針状長楕円形,長さ3 - 7 cm,幅1 - 3 cm,全縁,円頭または鈍頭で,大小の明点が多く,縁にも明点がある。頂生または腋生の短い花序に径 1 cm内外の花を 1 - 3 個ずつつける。花は1日性で,午後3 - 4時に開き,夕方にしぼむ。萼は卵状楕円形で,5個,赤褐色を帯び,長さ3 - 4 mm。花弁は狭倒卵形,長さ 5 mm,淡紅色。雄ずいは9個,3束にわかれ,腺体は3個,橙黄色で,長さ 1 mm。花柱は3個,離生し,互に相寄り直立する。さく果は楕円状球形,長さ約 1 cm。
花期:8 - 9月
分布:北海道・本州・四国・九州;朝鮮半島,中国,ウスリー,アムール
Hypericum オトギリソウ属: オトギリソウ  サワオトギリ  シナノオトギリ  トモエソウ  ナガサキオトギリ  ハイオトギリ  ミズオトギリ 


8-14-22 16:48,大分県

8-14-22 16:48,大分県

8-14-22 16:47,大分県

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8-14-22 16:41,大分県

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8-14-22 16:42,大分県

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7-17-22,島根県

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