キンポウゲ科 Ranunculaceae

トリガタハンショウヅル (鳥形半鐘蔓)
Clematis tosaensis Makino

山野の林縁に生える落葉性で木質のつる性低木,落葉樹の展葉に先立つ頃に開花する。葉は対生で1回3出複葉。小葉は長さ3 - 8cmの倒卵形,小さな鋸歯があり裏面に少し毛がある。葉脈は鮮明。花は前年の枝の葉腋から長い花茎がのびて,1花ごとに下垂する。淡黄白色の花弁状の萼片は4枚で薄く,先は広く丸い。先端が少し外側に反り返る。名は,高知県の鳥形山で最初に発見され,花の形が半鐘の形に似ていることに由来。
花期:4 - 6 月 果実:そう果
分布:本州 (西日本),四国
Clematis センニンソウ属: エゾミヤマハンショウヅル  オオクサボタン  カザグルマ  クサボタン  ケハンショウヅル  コボタンヅル  コミヤマハンショウヅル  シロバナハンショウヅル  センニンソウ  タカネハンショウヅル  ツクシクサボタン  トリガタハンショウヅル  ハンショウヅル  ビロードボタンヅル  ボタンヅル 


5-4-12  豊受山
愛媛県四国中央市豊岡町岡銅

5-4-12  豊受山
愛媛県四国中央市豊岡町岡銅

被子植物  生物