コウモリシダ(蝙蝠羊歯) |
比較的明るい林下に生育する常緑性の多年草。根茎は長く横走し,径約 3 mm。葉柄は長さ15 - 40 cmでわら色で有毛,基部は暗色で鱗片がある。鱗片は線形,長さ 3 mm,淡褐色,薄い草質で有毛。通常1対の側羽片と大きな頂羽片の3片に分岐している。まれには単葉または2対の側羽片を持つ。頂羽片は広披針形で,長さ10 - 25 cm,幅 2 - 4 cm,先は鋭尖頭か尾状,基部はくさび形から円形,辺縁は波状鋸歯縁。側羽片はやや鎌状の長楕円形,鋭頭から鋭尖頭,基部は円形,短い柄があり,長さ10 cm,幅 4 cmに達する。葉質は紙質,暗緑色から濃緑色,無毛。葉脈は規則正しい平行四辺形の網目を作る。胞子嚢群は連結した小脈に生じ,三日月形で包膜はない。胞子嚢には鉤型の毛がある。 分布:種子島・屋久島,南西諸島 Thelypteris ヒメシダ属: アミシダ イヌケホシダ ケホシダ コウモリシダ ハリガネワラビ ホシダ ミゾシダ |
9-16-18 国頭村,沖縄県 |
9-16-18 国頭村,沖縄県 |
9-16-18 国頭村,沖縄県 |
9-16-18 国頭村,沖縄県 |
9-16-18 国頭村,沖縄県 |
3-19-17 国頭村,沖縄県 |
3-19-17 国頭村,沖縄県 |
3-19-17 国頭村,沖縄県 |