ウラボシ科 Polypodiaceae

ツクシノキシノブ
Lepisorus tosaensis (Makino) H.Itô

谷間の樹幹・樹枝上や岩上に生育する常緑性の多年草。根茎は短く横走し,径2〜3mm,鱗片を密につける。鱗片は暗褐色でやや淡色の辺縁部があり,広卵形,上方はやや急に狭くなって尾状に伸び,長さ2〜2.5mm。葉はやや込み合ってつき,葉柄は細く,長さ0.5〜3cm,葉身は披針形から線状披針形。長さ15〜30cm,幅は中部より下でもっとも広く,2.5〜3cmに達し,先端は尾状に長く伸びる。やや薄い革質から紙質。中肋はやや細く,緑色。胞子嚢群は葉身のほとんど全長にわたってつき,中肋にやや近く並ぶ。
分布:本州(紀伊半島南部)・四国・九州;中国・台湾
Lepisorus ノキシノブ属: クラガリシダ  ツクシノキシノブ  ノキシノブ  ヒメノキシノブ  ミヤマノキシノブ 


8-24-14 9:41 菊池渓谷 標高 506 m
熊本県菊池市原

8-24-14 9:41 菊池渓谷 標高 506 m
熊本県菊池市原

11-13-04 15:30 大金峰 標高 1220 m
熊本県

11-13-04 15:30 大金峰 標高 1220 m
熊本県

シダ植物  生物