ウラボシ科 Polypodiaceae

ノキシノブ(軒忍)
Lepisorus thunbergianus (Kaulf.) Ching

低山地の樹幹や岩上などに着生する常緑性の多年草。根茎は長く横走し,径 2 - 3 mm,鱗片を密につける。鱗片は狭披針形,暗褐色,長さ 3 - 4 mm,辺縁には不規則な歯牙状の突起がある。葉柄は長さ 1 - 3 cm,直径約1 mm,汚褐色 - わら色,基部に鱗片がある。葉身は革質,長さ 10 - 18 cm,幅 0.5 - 1.3 cm,上方にむけてしだいに狭くなり,鋭尖頭,基部もしだいに狭くなる。中肋は両面でやや隆起する。胞子嚢群はふつうは葉身の上半部で,辺縁と中肋の中間につき,直径 1.5 - 3 mmの円形。
分布:北海道(最南部)・本州・四国・九州;朝鮮半島南部・中国・台湾・フィリピン,インド,ブータン,ネパール
Lepisorus ノキシノブ属: クラガリシダ  ツクシノキシノブ  ノキシノブ  ヒメノキシノブ  ミヤマノキシノブ 


3-22-08 三角岳 標高 220 m,熊本県宇城市

3-22-08 三角岳 標高 220 m,熊本県宇城市

2-27-05 求菩提山 標高 380 m,福岡県豊前市

2-27-05 求菩提山 標高 380 m,福岡県豊前市

2-27-05 求菩提山 標高 380 m,福岡県豊前市

2-27-05 求菩提山 標高 380 m,福岡県豊前市

5-31-15 元越山 標高 430 m,大分県佐伯市

5-31-15 元越山 標高 430 m,大分県佐伯市

6-28-09 白石山 標高 310 m,山口市徳地

6-28-09 白石山 標高 310 m,山口市徳地

シダ植物  生物