ウラジロ科　Gleicheniaceae カネコシダ（金子羊歯） Diplopterygium laevissimum (Christ) Nakai

日当りのよい山地の斜面に生じる常緑性の中型シダ。根茎は長く匍匐し，かたく，黒褐色，披針形で全縁の鱗片をやや密につける。葉柄の表面には広く浅い溝があり，やや扁平，基部に茶褐色，広披針形，全縁の鱗片がある。葉は３回羽状深裂，厚紙質で，下面は灰緑色。裂片は小羽片の軸と約60度に交わり，長さ 6 - 15 mm，幅 2 - 3 mm，披針形ｍ鋭頭，全縁。小羽片は33 - 36対あり，狭披針形で羽軸と約60度の角度でつき，羽軸近くまで深裂，長さ 8.6 - 16 cm，幅 1.7 - 2.6 cm。胞子嚢群は裂片の中肋寄りに１列に並び，円形で径 0.5 - 0.6 mm。 分布：九州（屋久島を含む）；朝鮮半島，中国，インドシナ，フィリピン Gleicheniaceae ウラジロ科： Diplopterygium ウラジロ属： ウラジロ　 カネコシダ　 Dicranopteris コシダ属： コシダ

12-22-24 黒髪山，佐賀県	12-22-24 黒髪山，佐賀県
12-22-24 黒髪山，佐賀県	12-22-24 黒髪山，佐賀県
12-22-24 黒髪山，佐賀県	12-22-24 黒髪山，佐賀県
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