ラン科 Orchidaceae

ミヤマフタバラン (深山双葉蘭)
Neottia nipponica (Makino) Szlach.

亜高山帯の針葉樹の林床に生育する多年草。茎は,赤紫色をおび,直立し,高さ10-25 cm。茎の中ほどに2枚の葉が対生状につき,葉は濃緑色で光沢があり,広心形で先端は短く尖る。基部は切形あるいはやや心形,長さ幅とも10-25 mm。葉の基部から上の茎には腺毛がある。鱗片葉はないかあっても1個で,広披針形。茎上部に緑褐色の花3-10個,粗につける。苞は斜開して広披針形,長さ1-2 mm。がく片は狭披針形,鈍頭,長さ3-4 mmで基部から著しく反曲する。側花弁はがく片と同長で狭長楕円形。唇弁は長さ約6 mm,先端は2深裂し裂片は楕円形で円頭,基部に開出する2個の耳状凸起がある。蕊柱はまっすぐで短い。果実は長さ6 mm,5-6 mmの柄がある。
花期:7 - 8月
分布:北海道・本州(中部地方以北)・四国(東赤石山)・九州(祖母山),千島;ウスリー
Neottia サカネラン属: カイサカネラン  サカネラン  ヒメムヨウラン 
  <フタバラン> ==比 較==  アオフタバラン  コフタバラン  タカネフタバラン  ヒメフタバラン  ミヤマフタバラン 

7-22-24 道東

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7-22-24 道東

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7-19-15 道東

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7-19-15 道東

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8-14-14 北海道河東郡上士幌町

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被子植物  生物