ラン科 Orchidaceae

モミラン
Gastrochilus toramanus (Makino) Schltr.

湿度の高い山地の混交林の樹上に着生する常緑の多年草茎は細く樹幹を這う。葉は小形でまばらに2列に互生する。葉身は楕円形または卵状楕円形で,長さ 5 - 11 mm,幅2.5 - 5 mm,鋭頭で,中肋がややくぼみ,通常,暗紫色の斑点がある。短い花茎が葉腋より出て2 - 6花をつける。がく片および花弁は黄緑色,楕円形,長さ 2.5 mm,内面基部に紫紅色の斑紋がある。唇弁は基部が短円柱形で,約 3 mmの距があり,舷部は3裂する。中裂片は腎形凹頭で大きい。
花期:3 - 4月
分布:本州(福島県以南)・四国
Gastrochilus カシノキラン属: カシノキラン  マツラン  モミラン 

4-23-17 三段峡
広島県山県郡安芸太田町横川

4-23-17 三段峡
広島県山県郡安芸太田町横川
被子植物  生物