ユリ科 Liliaceae

ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草)
Tricyrtis affinis Makino

山地の林内や林縁に生育する多年草。草丈30 - 60cm。茎には下向きの毛が密生する。葉は互生し,長楕円形から狭長楕円形で先端が急に尖り,長さ8 - 18 cm。基部は茎を抱く。葉腋や頂茎に花を1 - 3個をつける。花被片は水平に開きそり返らず,紅紫色の斑点があるが,黄斑はない。柱頭は大きく3つに分かれ,その先端はさらに2つに分かれており,縁には透明な球状の突起がある。柱頭には紫色の斑紋があるが,基部の花柱には斑紋はない。おしべは6本で,紫色の斑紋はない。
花期:8 - 10月
分布:北海道・本州・四国・九州
Tricyrtis ホトトギス属: キバナノツキヌキホトトギス  キバナノホトトギス  タカクマホトトギス  タマガワホトトギス  ホトトギス  ヤマジノホトトギス  ヤマホトトギス 


8-24-08 12:01 中ノ川山 - 天杉山 標高 1120 m
島根県益田市匹見町

8-24-08 12:01 中ノ川山 - 天杉山 標高 1120 m
島根県益田市匹見町

9-10-17 石ヶ谷峡 標高 360 m,広島県広島市湯来町

9-10-17 石ヶ谷峡 標高 360 m,広島県広島市湯来町

9-23-18 野首嶽 標高 540 m,鹿児島県南大隅町

9-23-18 野首嶽 標高 540 m,鹿児島県南大隅町

9-24-18 野首嶽 標高 540 m,鹿児島県南大隅町

9-24-18 野首嶽 標高 540 m,鹿児島県南大隅町
被子植物  生物