サツマサンキライ (薩摩山帰来) |
山地に生育する常緑つる性半低木。草丈は10mに達する。茎に太い棘が疎らにある。葉は長さ 5 - 10 cm,幅 3 - 10 cm卵形ないし長楕円形で鋭尖頭,全縁,厚く革質,両面無毛でやや光沢がある。葉柄は長さ 8 - 16 mm,中部に2本の巻きひげがある。腋生の散形花序は複生,長さは5〜10B,散形花序は多数の花をつけ,小花梗は1B程。花は雌雄異株で,葉液から長さ5 - 8 cmの枝を出し, 1 - 3個の散状花序に多数の花をつける。花序には多数の花がつく。雄花は緑黄色,外花被片は線状長楕円形で, 長さ約5 mm,開花時には著しく反り返る。内花被片はやや狭小,雄ずいは6本。葯は長さ 1 - 1.5 mmでねじれる。雌花の外花被片は卵状長楕円形約 2.5 mm。柱頭は3裂し,仮雄ずいはない。液果は楕円形で黒く熟し長さ 5 - 7 mm。 花期:12 - 2月 分布:九州南部,琉球列島;台湾,インドシナ,フィリピン,カロリン諸島 Smilax シオデ属: サツマサンキライ サルトリイバラ シオデ タチシオデ |
1-1-20 鹿児島県奄美大島 |
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