キク科 Compositae

オクモミジハグマ(奥紅葉白熊)
Ainsliaea acerifolia Sch.Bip. var. subapoda Nakai

深山から亜高山の林の木陰に生育する多年草。そう生することも単生することもあり,地下茎がはう。茎は高さ 40 - 80 cm。葉は互生するが,茎の中部で輪生状につく。葉は茎の中部に 4 - 7 枚がやや輪状につき,長柄があり,葉身は腎心形または円心形,長さ 6 - 12 cm,幅 6 - 18 cm,縁は掌状浅裂し,両面に軟毛を散生する。頭花は多数,穂状につき,開花時は横向き,花柄は 2 mm,小さい苞がつく。小花は3個,花冠は白色, 4 - 5 裂し,つねに左右相称。裂片はよじれる。そう果は長さ 9.5 mm,幅 2 mm ,無毛。冠毛は長さ11 mで,毛は羽毛状。
花期:8 - 10月
分布:本州(関東,中部)・九州北部;朝鮮半島,中国
Ainsliaea モミジハグマ属
オキナワハグマ  オクモミジハグマ  キッコウハグマ  ホソバハグマ  マルバテイショウソウ  モミジハグマ 


8-17-09 10:26 空木岳 標高 2105 m
長野県駒ヶ根市赤穂

8-17-09 10:26 空木岳 標高 2105 m
長野県駒ヶ根市赤穂
被子植物  生物