キク科 Compositae

カワラヨモギ(河原蓬)
Artemisia capillaris Thunb.

海岸や河原の砂地などに生育する多年草。高さ 30 - 100 cm。茎はよく分枝し,下部は木質化する。花のつかない茎は短く,先端にこまかく糸状に裂けたロゼット状の葉をつける。花茎の葉は1 - 2回羽状に全裂し,終裂片は長さ 8 - 12 mm,幅 0.3 - 0.5 mmの糸状。枝先に円錐状に多数の頭花を密につける。頭花は球形,または卵形,長さ 1.5 - 2 mm,幅 1.5 - 2 mm,花柄は 1 - 2 mm,舌状花がなく筒状花のみで構成される。総苞は球形で,無毛,片は3 - 4列で,覆瓦状に並び,外片は卵形で小さい。そう果は長楕円形,長さ 0.8 mmで無毛。
花期:9 - 10月  英語名:capillary artemisia
分布:本州・四国・九州,琉球;朝鮮半島,朝鮮,中国,台湾,モンゴル,ロシア,アフガニスタン,ネパール,カンボジア,インドネシア,マレーシア,フィリピン,ベトナム
Artemisia ヨモギ属: オトコヨモギ  カワラヨモギ  サマニヨモギ  タカネヨモギ  フクド  モクビャッコウ 


10-8-23 三里松原,福岡県岡垣町

10-8-23 三里松原,福岡県岡垣町

10-8-23 三里松原,福岡県岡垣町

10-8-23 三里松原,福岡県岡垣町

10-7-23 芦屋海岸,福岡県芦屋町

10-7-23 芦屋海岸,福岡県芦屋町

10-7-23 芦屋海岸,福岡県芦屋町

10-7-23 芦屋海岸,福岡県芦屋町

5-16-21 さつき松原,福岡県宗像市

5-16-21 さつき松原,福岡県宗像市
被子植物  生物