シソ科 Labiatae

ヤマハッカ(山薄荷)
Isodon inflexus (Thunb.) Kudô

里山の谷筋や林縁,山地草原などに広く生育する多年草。高さは60◯90cm。茎の稜に下向きの毛がある。葉は対生し長さ3-6cmの広卵形。葉身の基部は葉柄に流れて翼になる。茎の下部に付く葉の基部は楔形。葉の先端はやや鈍頭で,縁には丸い鋸歯がある。葉脈の間が凸状に丸く出る傾向があり表面には毛が散在し,裏面脈上には毛が多い。枝先の長い花穂に青紫色の小さな唇形花を数個ずつ数段につける。上唇は4裂して立ち上がり,濃い青紫色の線状の斑点がある。下唇は2裂して前方へつきだし,ふちは内側に巻く。
花期:9 - 10月
分布:北海道・本州・四国・九州;朝鮮半島,中国
Isodon ヤマハッカ属: アキチョウジ  コウシンヤマハッカ  セキヤノアキチョウジ  ヒキオコシ  ヤマハッカ 


10-19-08 14:11 黒峰山麓 標高 640 m
熊本県上益城郡山都町緑川

10-19-08 14:11 黒峰山麓 標高 640 m
熊本県上益城郡山都町緑川

10-21-07 9:32 鳥屋山 標高 330 m
福岡県朝倉市佐田

10-21-07 9:32 鳥屋山 標高 330 m
福岡県朝倉市佐田

被子植物  生物