イワタイゲキ(岩大戟) Euphorbia jolkinii Boiss. トウダイグサ科 Euphorbiaceae
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海岸の岩場に生育する多年草。高さ 30 - 50 cm。地下茎がよく発達し,岩のすきまなどに深く伸び,群生して株立状になる。茎は太く,なかば肉質,葉が密に互生する。葉は倒披針状楕円形で長さ4 - 7 cm,幅 8 - 12 mm,全縁,ほぼ円頭で基部は次第に細まる。茎の先に数個の葉を輪生し,葉腋から散形に多数の枝を出し,その先に杯状花序をつける。総苞葉は黄色を帯び,腎形,長さ 1 - 2 cm,幅 6 - 15 mm,杯状花序の腺体は帯黄色,幅約 2 mmあって多少扇形。子房の表面には乳頭状の突起があり,さく果になっても残る。さく果は直径約 6 mm。 花期:4 - 6月 分布:本州(伊豆半島以西)・四国・九州,琉球;朝鮮半島南部,台湾 Euphorbia トウダイグサ属: イワタイゲキ タカトウダイ トウダイグサ ナツトウダイ ハクサンタイゲキ |
5-28-23 大分県 |
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