ハクサンタイゲキ(白山大戟) Euphorbia togakusensis Hayata トウダイグサ科 Euphorbiaceae
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山地の草原に生育する多年草。茎は直立して40 - 50 cmになる。地下茎は肥厚し,茎に白色の乳液を含む。葉は互生し,質は薄く,狭長披針形,長さ5 - 7 cm,幅 5 - 6 mm,やや鋭頭,中肋に短い軟毛が密にはえ,縁に密に細鋸歯がある。茎頂の葉は楕円形で数個が輪生する。輪生した葉の中心から数個の柄を出し,2個の黄色の小苞葉の間に杯状花序をつける。杯状花序は4(まれに5)個の雄花と1個の雌花からなる。花序の腺体は4個で黄褐色,腎形で全縁。雌花は腺体の間から伸び出し,雌しべ1個だけからなり,花柱は3個で柱頭は2裂する。雄花はそれぞれ,黄色 - 橙色の腺体1個と雄しべ1個からなる。子房の外面のいぼ状突起の間に長い開出毛がある。 花期:6 - 7月 別名:ミヤマウルシ 分布:本州(中部地方以北) Euphorbia トウダイグサ属: イワタイゲキ タカトウダイ トウダイグサ ナツトウダイ ハクサンタイゲキ |
7-17-04 雨飾山,長野県小谷村 |
7-17-04 雨飾山,長野県小谷村 |
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