マメ科 Fabaceae

ハイメドハギ(這蓍萩)
Lespedeza cuneata (Dum.Cours.) G.Don var. serpens (Nakai) Ohwi ex Shimabuku

日当たりのよい草地,川原に生育する多年草。メドハギの変種。茎の長さ50 - 100cm,高さ10 - 50 cm。茎の下部は地を這う。葉は3小葉,頂小葉は狭倒卵形 - 線形で,長さ7 - 25 mm,先は円頭 - やや凹頭。密につく。小葉の幅がメドハギよりやや広く,長卵形。花は葉腋に3 - 4個集まってつき,長さ 6 - 7 mm,淡黄色で旗弁の中央に紅紫色の斑点がある。花は旗弁の裏が紫色で,表の中央部が端まで紫色。舟弁の先も紫色になる。蕾は紫色。閉鎖花は葉腋につき,節果はほぼ円形で,長さ約3 mm。萼は深く5裂し,萼片の幅は狭く披針形,先が尖る。果実は長さ 2.5 - 3 mm,萼片より長く,扁平な円形 - 惰円形,毛が散生し,1種子が入る。種子は長さ 1.7 - 2.3 mm。
花期:8 - 10月
分布:本州・四国・九州;在来種
Lespedeza ハギ属: イヌハギ  キハギ  ツルメドハギ  ネコハギ  ハイメドハギ  マキエハギ  メドハギ 


9-4-16 秋吉台,山口県美東町

9-4-16 秋吉台,山口県美東町

9-4-16 秋吉台,山口県美東町

9-4-16 秋吉台,山口県美東町

8-20-23 飯田高原 標高 890 m

8-20-23 飯田高原 標高 890 m

8-20-23 飯田高原 標高 890 m

8-20-23 飯田高原 標高 890 m
被子植物  生物