シロバナフウリンツツジ(白花風鈴躑躅) |
山地にの林内や林縁,岩場に生育する落葉低木ないし小高木。サラサドウダンの品種。高さ 2 - 5 m。輪生状に分枝する。本年枝は赤褐色で無毛。幹は直立して上部に多くの枝を輪生状につけます。葉は互生,枝先に輪生状につき,葉身は長さ 3 - 7 cm,幅 1.5 - 3.5 cmの楕円形または倒卵形。両端はとがり,ふちに細鋸歯が多数ある。裏面の主脈に沿って毛が密生する。葉柄は長さ 5 - 12 mm。枝先から長さ2 - 3 cmの総状花序が垂れ下がり, 5 - 15個の花をつける。萼は5裂し,萼片は長さ 3 - 4 mmの広披針形。花冠は白色で,長さ1 - 1.5 cmの鐘形,5浅裂し,裂片はまるく,全縁。雄しべは10個。花糸は有毛。花柱は花冠の外へつきでない。さく果は長さ約1 cmの楕円形。
花期:5- 7 月 果期: 9 - 11 月
分布:本州 (富士山周辺) Enkianthus ドウダンツツジ属: サラサドウダン シロドウダン シロバナフウリンツツジ ツクシドウダン ベニドウダン |
被子植物 生物