スミレ科 Violaceae

タチツボスミレ(立坪菫)
Viola grypoceras A.Gray

海岸から亜高山帯までの草地から落葉樹林の下に生育する多年草。花の頃の草丈は約10 cm。花後,茎は高さ30 cmほどに伸びる。葉は心形。花期の葉は長さ約2cm,花後に2倍以上の大きさになる。花や葉柄の基部に櫛状に深裂した托葉がある。花は普通淡紫色だが,変異が多い。花弁は長さ0.8 - 1.2 cm。距は長さ6 - 8 mm。花柄は無毛。花の中心部の白い部分ははっきりしない。
花期:3 - 5月
分布:北海道・本州・四国・九州,沖縄;朝鮮半島付近の島
タチツボスミレ類 オオタチツボスミレ  ケイリュウタチツボスミレ  シロバナタチツボスミレ  ナガハシスミレ  ナガバタチツボスミレ  ニオイタチツボスミレ  タチツボスミレ 


4-5-08 14:23 三子山 標高 610 m
島根県津和野町

4-5-08 14:23 三子山 標高 610 m
島根県津和野町

4-25-10 13:10 舞岳 標高 860 m
長崎県大村市黒木町

4-25-10 13:10 舞岳 標高 860 m
長崎県大村市黒木町

4-25-10 13:10 舞岳 標高 860 m
長崎県大村市黒木町

4-25-10 13:10 舞岳 標高 860 m
長崎県大村市黒木町

被子植物  生物