ケシ科 Papaveraceae

エゾエンゴサク(蝦夷延胡索)
Corydalis fumariifolia Maxim. subsp. azurea Liden et Zetterlund  

山地の湿った森林内,林縁部に生育するる多年草。高さは10 - 20 cm。葉は楕円形の小葉3枚からなる複葉。エゾエンゴサクの葉は全縁か大きく不規則に切れ込むが,ヤマエンゴサクの葉は櫛の歯状に細かく切れ込む。茎の上部に総状花序の濃い青紫色の花を咲かせる。まれに水色や白色の花を咲かせるものや葉が細長い個体もある。地下にある塊茎を乾燥したのが漢方薬の延胡索。
花期:4 - 7月
分布:北海道・本州(東北,関東,中部日本海側)
Corydalis キケマン属の花: エゾエンゴサク  ジロボウエンゴサク  シロヤブケマン  ツクシキケマン  ナガミノツルケマン  フウロケマン  ミヤマキケマン  ムラサキケマン  ヤマエンゴサク 


6-14-09 芦別岳 標高 1020 m,北海道富良野市

6-14-09 芦別岳 標高 1020 m,北海道富良野市

被子植物  生物