ウマノスズクサ科 Aristolochiaceae

シジキカンアオイ(志々伎寒葵)
Asarum hexalobum F.Maek. var. controversum Hatus. et Yamahata

山地の林下に生育する多年草。葉は倒卵形〜卵形,長さ 3 - 5 cm,幅 2.5 - 3 cm, やや鋭頭ないし鈍頭,基部は深い心形。表面に光沢があり,雲紋があり,葉脈部は凹む。花は淡黄白色に地色に紫色の斑点があるが変化は多い。萼筒は半球形倒卵状球形,長さ約1cm,径約1cm。上部は緩やかにかつ強く括れる。上部の基部に6列の膨出部がある。萼裂片は卵形広卵形で,やや開出ないし開出し,長さ約1cm,縁が波状にうねる。萼裂片は内外面ともに萼筒と同じく,淡黄白色と紫色の斑模様であるが,縁は黄白色のみで隈どられている。
花期:4 - 5月
分布:九州(長崎県)
Asarum カンアオイ属: アケボノアオイ  アソサイシン  ウスバサイシン  ウンゼンカンアオイ  オナガカンアオイ  キンチャクアオイ  クロフネサイシン  サツマアオイ  サンコカンアオイ  サンヨウアオイ  シジキカンアオイ  タイリンアオイ  ツクシアオイ  トイミサキカンアオイ  ヒメカンアオイ  フタバアオイ  ミヤコアオイ 


5-3-19 長崎県平戸島

5-3-19 長崎県平戸島

5-3-19 長崎県平戸島

5-3-19 長崎県平戸島

5-3-19 長崎県平戸島
被子植物  生物