ラン科 Orchidaceae

クモイジガバチ(雲居似我蜂)
Liparis truncata F.Maek. ex T.Hashim.

落葉樹の苔むした樹幹に着生生育する多年草。高さは5 - 10 cm。卵形の偽球茎から葉が2枚出る。葉は卵形,葉面に縦じわがあり,葉縁は全縁で波打つ。やや疎らな総状花序に,淡緑色又は淡暗紫色花を 3 - 5個つける。側萼片は広線形で横に広がりながら前方に突き出る。側花弁は下垂する。唇弁は蕊柱と平行して徐々に曲り,先端部で短く外に巻き,先は切形,縁はほぼ全縁,中央に濃い暗紫褐色の平行脈がある。
花期:6 - 7月
分布:北海道・本州・四国・九州
Liparis クモキリソウ属: アキタスズムシソウ  オオフガクスズムシ  ギボウシラン  クモイジガバチ  クモキリソウ  ジガバチソウ  フガクスズムシソウ 
Empusa コクラン属: コクラン  ササバラン  ユウコクラン 
Cestichis Cestichis 属: コゴメキノエラン  チケイラン 


7-4-21 九州

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被子植物  生物