キク科 Compositae

ヨツバヒヨドリ(四葉鵯)
Eupatorium glehnii F.Schmidt ex Trautv.

亜高山の湿原や山地に生育する多年草。高さ 1 m内外。茎はそう生し, 分枝せず直立する。葉は 3 - 4枚輪生し長さ 10 - 15 cm,幅 3 - 4 cm,長楕円形 - 長楕円状披針形,基部は円形,鋭尖頭,縁は鋭い重鋸歯がある。上部の節では対生または互生することがある。頭花は茎頂の散房花序に密につき,5 - 6個の筒状花のみからなる。総苞は長さ約 5 mm。花冠は淡紅紫色 - 白色,先が浅く5裂する。花柱は先が2裂し,花冠から長く突き出す。そう果は長さ 3 mmの5稜形で腺点がある。冠毛は白色で,長さ3 - 6 mm。
花期:8 - 9月
分布:北海道・本州・四国・ 九州(宮崎県北部);サハリン
Eupatorium ヒヨドリバナ属: サワヒヨドリ  ヒヨドリバナ  ヤマヒヨドリバナ  ヨツバヒヨドリ 


8-14-14 糠平富士,北海道上士幌町

8-14-14 糠平富士,北海道上士幌町

8-1-10 恐羅漢山,広島県安芸太田町

8-1-10 恐羅漢山,広島県安芸太田町

8-1-10 恐羅漢山,広島県安芸太田町

8-1-10 恐羅漢山,広島県安芸太田町
被子植物  生物