キク科 Compositae

ヒヨドリバナ (鵯花)
Eupatorium makinoi T.Kawahara et Yahara

野山の路傍や草原などに広く生育する多年草。高さ1 - 2 m。茎は盛んに分枝する。茎には縮れた毛がある。葉は対生し,短い柄がある。卵状長楕円形から楕円形で,先は短くとがる。鋭い鋸歯がある。両面に縮れた短い毛が疎に生え,裏面には腺点がある。葉の形などには幅広い変異がある。上部の枝先に多数の小さな頭状花序をつける。頭花は5個ほどの両性の筒状花からなる。花冠の先は浅く5裂し,花柱の先が二分する。花色は白-紫がかったものまで変化がある。
花期:8 - 10月
分布:北海道・本州・四国・九州;朝鮮半島,中国
Eupatorium ヒヨドリバナ属: サケバヒヨドリ  サワヒヨドリ  ヒヨドリバナ  ヤマヒヨドリバナ  ヨツバヒヨドリ 


10-17-10 12:47 龍門岳 標高 580 m
山口県山口市宮野上

10-17-10 12:47 龍門岳 標高 580 m
山口県山口市宮野上
被子植物  生物