キク科 Compositae コウリンギク（紅輪菊） Senecio argunensis Turcz.

山地の湿った草原に生育する多年草。高さ 65 - 150 cm。茎は茎は直立し，上部で分枝する。根出葉は開花時に枯れる。茎葉は多数つき，卵状長楕円形または長楕円形，長さ 8 - 10 cm，幅 4 - 6 cm，柄はなく，羽状深裂し，裂片は４- ６対で，欠刻がある。頭花は多数散房状につき，径 2 - 3 cm。総苞は半球形で長さ 6 mm，基部に線状披針形で長さ 3 - 5 mmの多数の小苞片がある。舌状花は黄色で，長さ15 mm，幅 3 mm。そう果は円柱形，長さ 2 - 3 mm，縦条があり，無毛，冠毛は長さ 5.5 mm，汚白色。最後の氷河期に朝鮮半島を通じて九州に南下した遺存植物。 花期：8 - 10月 分布：九州（大分県・熊本県）；朝鮮半島・中国，ロシア極東部 Senecio キオン属： エゾオグルマ　 キオン　 コウリンギク　 ハンゴンソウ

8-24-25 大分県	8-24-25 大分県
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