キク科 Compositae

エゾオグルマ(蝦夷緒車)
Senecio pseudoarnica Less.

海岸の岩礫地や砂地に生育する多年草。茎は直立し,柔らかく ,太く直立して基部から分枝し,高さ 30 - 50 cm,クモ毛に被われる。根出葉は茎の中部の葉より小さく,開花時には枯れる。中ほどの葉は倒卵状長楕円形または長楕円形,長さ12 - 15cm ,幅 4.5 - 5.5cm,鈍頭,基部はしだいに細くなり、やや茎を抱き,縁には微鋸歯がある。頭花は径3.5 - 5cm,5-30個が散房状につく。花柄は長さ 1.5 - 3.5 cm。総苞は半球形で総苞片は1列 ,狭長楕円形で鋭頭。舌状花冠は長さ 17 - 24 mm,幅 3 - 5 mm。そう果は円柱形,長さ 5 mm,縦条があり,無毛。冠毛は長さ約 1 cm。
花期:7 - 8月  別名:チシマオグルマ
分布:北海道・本州(青森県);中国(東北),朝鮮半島,ウスリー,カムチャッカ,北アメリカ東部
Senecio キオン属: エゾオグルマ  ハンゴンソウ 


7-19-08 17:38 鴛泊海岸 標高 5 m,北海道利尻富士町

12-11-22 大分県

7-19-08 17:38 鴛泊海岸 標高 5 m,北海道利尻富士町

7-19-08 17:38 鴛泊海岸 標高 5 m,北海道利尻富士町
被子植物  生物