カタバミ科 Oxalidaceae

ミヤマカタバミ (深山傍食)
Oxalis griffithii L.

暖温帯上部から冷温帯の落葉広葉樹林やスギ植林地などの林床に生育する多年草。草丈10 - 15 cm。地下茎から長い葉柄を出し,広倒心臓形の小葉を3枚つける。小葉は先端がへこみ,小葉の角は先端が丸みを帯びる。小葉の幅は2.5 - 4 cm。葉の縁には毛がある。裏面には毛が多い。夕方には葉を閉じる。花は葉の展開とほぼ同時に咲く。長い花茎の先端に白色の花を1つ咲く。直径3 - 4 cmで花弁は5枚。 花弁にはうす紫色の筋が入る。花柱は5つに分かれ,雄蕊は10本。日光が当たると開花する。夕方には花を閉じる。花後,閉鎖花を出す。
花期:3 - 4 月
分布:本州(東北地方南部以西)・四国
Oxalis カタバミ属の花: アカカタバミ  カタバミ  コミヤマカタバミ  ミヤマカタバミ 


4-8-07 10:37 大江高山 標高 750 m
島根県

4-8-07 10:37 大江高山 標高 750 m
島根県

4-30-06 15:46 弟見山 標高 570 m
島根県

4-30-06 15:46 弟見山 標高 570 m
島根県

被子植物  生物