バラ科 Rosaceae

ナワシロイチゴ (苗代苺)
Rubus parvifolius L.  

道端や河原の土手,丘陵などの日当たりのよいところに生育する落葉小低木。茎は蔓状で短毛を密生し,棘がある。葉は3出複葉で互生し,小葉は卵形で円頭,小葉の周辺は荒い欠刻と明瞭な鋸歯があり,鋸歯の先端は突端で終わる。葉の裏面は微細な毛で覆われており,灰白色。脈上には,やや長い毛が密生している。葉の中脈にも棘がある。枝先や葉腋から集散花序をつけ淡紅色の五弁花を上向きにつける。花弁は雄しべを包んだまま開かない。果実は橙色から暗紅色に熟し,可食。
花期:5 - 6月
分布:北海道・本州 ・四国・九州;朝鮮半島,中国
Rubus キイチゴ属オオバライチゴ  オキナワバライチゴ  クサイチゴ  クマイチゴ  コガネイチゴ  コバノフユイチゴ  ナガバモミジイチゴ  ナワシロイチゴ  ニガイチゴ  ハスノハイチゴ  バライチゴ  ヒメバライチゴ  フユイチゴ  ベニバナイチゴ  ホウロクイチゴ  ミヤマニガイチゴ  リュウキュウイチゴ


7-1-07 11:35 椿山溜池の堤防 標高 615 m
佐賀県唐津市浜玉

7-1-07 11:35 椿山溜池の堤防 標高 615 m
佐賀県唐津市浜玉

被子植物  生物