バラ科 Rosaceae

ベニバナイチゴ (紅花苺)
Rubus vernus Focke  

亜高山帯から高山帯の湿ったところに生育する落葉低木。高さ1-1.5 mになる。枝に棘がない。葉は3出複葉で互生する。茎の下部の葉は単葉で3裂する場合がある。頂小葉はひし状広倒卵形で,長さ幅ともに3-7 cm。側小葉は卵形で,縁は欠刻状の重鋸歯。葉の両面と葉裏の脈腋に毛がある。枝先に直径2-3 cmの濃紅色の5弁花を1個下向きにつける。花後,直径2-3 cmの球形または円錐形で黄紅色果実をつける。
花期:6 - 7月 果期:8 - 9月
分布:北海道 (西南部)・本州(中部以北);日本固有種
Rubus キイチゴ属オオバライチゴ  オキナワバライチゴ  クサイチゴ  クマイチゴ  コガネイチゴ  コバノフユイチゴ  ナガバモミジイチゴ  ナワシロイチゴ  ニガイチゴ  ハスノハイチゴ  バライチゴ  ヒメバライチゴ  フユイチゴ  ベニバナイチゴ  ホウロクイチゴ  ミヤマニガイチゴ  リュウキュウイチゴ


6-17-12 8:22 森吉山 標高 1280 m
秋田県秋田市森吉

6-17-12 8:22 森吉山 標高 1280 m
秋田県秋田市森吉

被子植物  生物