ハイノキ科 Symplocaceae

サワフタギ(沢蓋木)
Symplocos sawafutagi Nagam.

山地の落葉樹林内や草原に生育する落葉低木または小高木。高さ 2 - 4 m。枝はよく分枝し,樹皮は灰褐色,縦に細かく裂ける。本年枝には曲がった毛が多い。葉は互生し,長さ4 - 8 cm の倒卵形または楕円形,先端は急に尖り,縁に細かい鋸歯がある。両面とも毛があり,特に裏面脈上には毛が多い。側枝の先に円錐花序をだし,多数の花をつける。花序の枝は有毛。花冠は白色,直径7 - 8 mm,5深裂し,平開する。雄ずいは長く,多数。雌ずいは1個。果実は核果,長さ 6 - 7 mmの歪んだ卵形で,秋に瑠璃色に熟す。
花:5 - 6月  英語名:sapphire-berry, Asiatic sweetleaf
分布:北海道・本州・四国・九州;朝鮮半島,中国東北部
Symplocos ハイノキ属: クロキ  サワフタギ  タンナサワフタギ  ハイノキ 


4-30-23 標高 110 m,福福岡県宗像市

4-30-23 標高 110 m,福福岡県宗像市

4-30-23 標高 110 m,福福岡県宗像市

4-30-23 標高 110 m,福福岡県宗像市

9-22-12 俵山,熊本県

9-22-12 俵山,熊本県

被子植物  生物