ハイノキ科 Symplocaceae

ハイノキ(灰の木)
Symplocos myrtacea Siebold et Zucc.

暖地の山地に生育する常緑小高木。高さ 5 - 10 m。樹皮は暗褐色。本年枝は淡緑色で細く,無毛。葉は互生し,長さ 3 - 8 cm,幅 1 - 2.5 cmの狭卵形または卵形,先は長く尾状にとがり,革質で光沢があり,縁に浅い鋸歯があり,両面とも無毛で乾くと淡緑色になる。葉柄は長さ8 - 15 mm。前年枝の葉腋から3 - 6個の花をつける。花冠は直径12 - 14 mmで5深裂する。雄ずいは 25 - 40 個,雌ずいは1個。果実は核果,狭卵形で長さ 7 - 8 mm,10 - 11月に黒紫色に熟す。
花期:4月 - 5月 果期:10月 - 11月 別名:イノコシバ
分布:本州(近畿以西)・四国・九州,屋久島
Symplocos ハイノキ属: クロキ  サワフタギ  タンナサワフタギ  ハイノキ 


5-18-08 球磨川源流,熊本県

5-18-08 球磨川源流,熊本県

5-18-08 球磨川源流,熊本県

5-18-08 球磨川源流,熊本県

5-4-05 前障子岩,大分県

5-4-05 前障子岩,大分県

5-24-09 国見岳,熊本県

5-24-09 国見岳,熊本県

被子植物  生物