ツツジ科 Ericaceae

イワナシ (岩梨)
Epigaea asiatica Maxim.  

山地のの岩場や礫地,林縁などに生育する常緑小低木。茎には赤褐色の粗い毛があり,長さは10-25 cmで分枝し地上を這う。葉は互生して有柄,形は卵形で先端は尖り,長さ4-10 cm,幅2-4 cm。やや革質で,縁に褐色の毛を生じる。花は筒状で長さ1-1.5 cm,先は5裂する。枝の先端に総状花序につき,3-8個の淡紅色の花をつける。花冠は筒状で長さ1-1.5 cmで,先端が5裂し広がる。花柄の基部には2個の小苞があり,小苞を包む1個の苞がある。萼は深く5裂する。果実は初夏に熟し,梨に似た味で可食。
花期:5 - 6月 別名:イバナシ
分布:北海道(西南部)・本州(島根県以北・主に日本海側)
ツツジ科 Ericaceae の落葉低木: アカモノ  イワナシ  イワヒゲ  コケモモ  コメバツガザクラ  チシマツガザクラ  ミネズオウ 
Phyllodoce ツガザクラ属: アオノツガザクラ  エゾノツガザクラ  ツガザクラ 


6-17-12 8:40 森吉山山頂稜線 標高 1310 m
秋田県秋田市森吉

6-17-12 8:40 森吉山山頂稜線 標高 1310 m
秋田県秋田市森吉

被子植物  生物