|
ヒカゲスミレ（日陰菫） |
|
山地の谷沿いなどやや湿った木陰に生育する多年草。地下茎は細くて短く，匐枝が出て先端に新苗をつける。全体にあらい毛がある。葉は卵形ないし長卵形，長さ 3 - 6 cm，先は鈍頭，基部は深い心形で，縁に鈍鋸歯があり，両面緑色で開出した軟毛がある。葉柄は長さ 5 - 10 cm，軟毛がある。果時の葉は大きくなり，柄もまた長くなる。花は白色，径1.5 - 2 cm。萼片は広披針形で，基部の付属体は2 - 3裂し，縁に短毛がある。花弁は長さ 15 - 20 mm，側弁は基部に毛があり，唇弁には紫条がある。側花弁にも紫条が入ることがある。距は長さ 7 - 8 mm の太い円柱形。 花期：4 - 5月 分布：北海道（西南部）・本州・四国・九州 ミヤマスミレ類 ： アカネスミレ エイザンスミレ コミヤマスミレ シハイスミレ ノジスミレ ヒカゲスミレ ヒゲケマルバスミレ ヒゴスミレ ヒナスミレ ヒメミヤマスミレ フモトスミレ マルバスミレ ミヤマスミレ ヤクシマミヤマスミレ リュウキュウコスミレ スミレ科 比較 |
 4-9-23 熊本県 |
 4-9-23 熊本県 |
 4-9-23 熊本県 |
 4-9-23 熊本県 |
 4-9-23 熊本県 |
 4-9-23 熊本県 |
 4-9-23 熊本県 |
 4-9-23 熊本県 |